大崩壊時代を生き抜く~新時代に向かって~

心を満たす(幸福)には利他の精神が不可欠

山

心を満たすことを発展させる時代になると、先日書きました。

ご覧になっていない方は、ぜひこちらをご覧ください。
人間がまだ満たせていないものは何だと思いますか?

では心を満たすには何が必要でしょうか。

心の満たし方を発展させていく文明になるとすれば、
おそらくこれまで産業時代が何百年もあって、
農業産業の時代、工業産業の時代、情報産業の時代と発展してきたように、
何百年もかけて発展していくものと考えられます。

そして何段階かに分けて、
今の私たちには想像も付かないレベルまで発展しているのでしょう。

しかし、おそらくですが、
心を満たすために欠かせないものがあります。

それは自分以外の誰か(もしくは何か)の存在です。

人は自分以外の誰かによって、
心に影響を受けます。

人が複数人いてこそ、
笑い合うこともできますし、
褒められて嬉しい気持ちになったり、
認めてもらって満たされたり、
やさしいことをされて幸せな気持ちになったりします。

または、人でなくても、
綺麗な海を見て、気持ちが明るくなったり、
緑が美しい山を見て、穏やかな気持ちになったり、
桜を見て、幸せを感じたりします。

世の中に自分しか存在しなければ、
おそらく人の心は満たされることがありません。

いやいやそんなことないよ、僕は絵を描いていたら幸せなんだという人もいるかもしれません。

確かに、好きなことに没頭できることは幸せなことです。
しかし、自分の書いた絵を見てもらって上手と言われたら、
もっと幸せになれるのではないでしょうか。

楽器が上手になったら、誰かに聞いてもらいたいと思うのではないでしょうか。

そうやって人は自己肯定感を高めているのだと思います。

 

でも、人から受ける影響は良いことばかりではありませんね。

誹謗中傷によって自殺するというニュースもあるぐらいです。

誰かに嫌なことを言われて悲しい気分になったり、
仲間外れにされて、泣きたくなったり、
殴られて痛い思いをすることもあります。

または、ゴミだらけの海を見て暗い気持ちになったり、
排気ガスの匂いを嗅いで苦しくなったり、
太陽光だらけの山を見て切なくなったりします。

 

そのような「人間」という存在を考えた時、
自分以外の誰かや何かとの関係が非常に重要なことがわかります。

では、出来る限り、心を満たし、幸福に生きるにはどうしたらよいのでしょうか。

 

私はこう思います。

「自分」が、「誰かの為に」と思いやりを持つことです。
一言で言えば「利他の精神」と表現されるのだと思います。
みんなが自分のことだけを考えていたら、誰も幸せにはなりません。
他の誰かが、自分のことを考えてくれるから、私は幸せでいられるのだと思います。

誰かの為に、ゴミ拾いをしてくれるから海や山は綺麗に保たれて、気持ち良く見れるのだと思います。
例えそれが行政が税金で掃除していたとしても、誰かが税金を負担してくれているのです。

より多くの人が利他の精神を持てば、より多くの人が幸せになることは間違いありません。

だから自分の心を満たし、幸福に生きるための一つの手段は、
誰かのことを思いやることだと言えます。
お互い様、お陰様、思いやる気持ち、論語で言えば仁でしょうか。
自分の幸せのためには、他人を思いやる気持ちを持つことが、
とても重要なポイントとなります。

これは教育でも重要なポイントで、
勉強を教える以上に、人と交流して社会性を身に付けたり、
やっていいことと駄目なことの区別を学んだり、
それこそが子どもの成長で非常に重要なことです。

学校の本質はこれだと言えます。

 

ちなみに経済学の父と言われるアダム・スミスは、
国富論での「見えざる手」が有名ですが、

実は道徳感情論という本を書いており、

そこで経済学者というより哲学者という顔を見せています。

経済の発展のためには、人間の野心や欲望が不可欠である。
しかし、その野心や欲望を抑える心や道徳をバランス良く持てなければ、
社会は荒れてしまう、と書いています。

また、人間には善悪を判断する裁判官のような存在が心の中にあり、
その裁判官は、人と接することで善悪の判断を学んでいくと書いています。
友達に悪いことを言ってしまった時、友達の嫌がる顔を見て、
「悪いことを言ってしまったんだな。次からは言ってはいけないな。」
と学ぶのです。

つまり、より良い社会を築くためには、人との繋がりと心が非常に重要ですよ、
ということを経済学の父と言われる人が、
経済学が始まる時点で、主張していたのです。

これまでの経済の時代、産業の時代、に欲望が中心となりすぎて、
心を忘れてきてしまったと感じられますが、
これからの文明転換で、産業の時代から心(幸福)の時代になるであろう今、
他人を思いやる心を持ち、より良い社会で生きることを
より多くの人が切望するようになってほしいと思います。

これまでは、欲望の強い人間が勝って得をした世の中だったかもしれませんが、
これからは、欲望を抑え、誰かに譲ったり、思いやりを持てる人が自然と幸せになれる世の中になるのだと、私は考えています。

だから、安心して、誰かのため、何かのため、利他の精神を持てるように
私も精神を穏やかにしていけるように頑張りたいと思います。

中々、簡単にできることではないのですが・・・^^;

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