大崩壊時代を生き抜く~新時代に向かって~

地域視点で見ればわかる大切なこと

農業

新型コロナウィルスの影響で、経済も大打撃を受けています。

緊急事態宣言が解除されて、元に戻るかと言えば中々そうはならないと思います。

感染への不安が人の心の中にある限り、外出を控える気持ちはなくなりませんし、
海外からのインバウンドは今後も相当期間、閉ざされた状態が続くと考えられます。

また、一定の緩和による感染の再拡大は間違いなくあると思います。
冬には変異したウィルスの感染拡大の可能性も高く、死亡率も現在の程度では済まない可能性もあります。

そう考えると少なくとも1年以上はこの状況で経済と生活をしていかなければならないということです。
しかし、だから自粛を続けなければならないということではなく、今置かれた状況の中でいかにより良く生きることができるかを考えたいと思っています。

 

そこで、このコロナ禍の中で起こる現象を考えると、

・行動範囲が地域に限られる
・ネットでの行動が進む

の2点だと思います。

 

そこで、注意しなければならないことが2点あります。

・地域外にお金が流れすぎて、地域経済が減退していくこと
・生活に必要不可欠でない事業では、職を失う可能性が高いこと

です。
ネットショッピングは便利ですが、お金がほぼ地域外へ出ていってしまいます。
チェーン店での買い物ならまだ従業員の給料として地域にはある程度残りますが、ネットショッピングなら5,000円使ったら、5,000円が地域からなくなります。

そんなことを繰り返していくと、地域はどんどん衰退していきます。
地域が衰退していくということは、所得が減り、生活が苦しくなっていくということです。

 

そして、生活を守るために大切なことを2点あげるとすると、私はこう考えます。

・地域内でお金を使うこと
・地域内の仕事を増やすこと

です。キーワードは間違いなく「地域」になってきます。
これからは大都市から地方(地元)に帰る人が増えるのではないかと思います。

どれだけ感染が恐ろしくても、どれだけ不況が来ても、
健康で、食べるものがあれば、家族や地域と幸せに暮らせると思いませんか?

つまり、何が何でも守らなければならないのは、
健康と食です。

そして、社会を維持するために必要なのが、
衣と住です。そのためには仕事が必要です。
この仕事をできるだけ地域で回すことが、地域の暮らしの向上につながります。

こんなにも仕事がなくなっていくかもしれない危機の中でも、
海外で作られた安い農産物や物を選びますか。
輸入が止まってしまうリスクのある海外製品を使いますか。

コロナの影響で、家を建てるための釘が中国から入ってこなくなって、家の建築がストップしたということもありましたね。

 

地域で生活を守り、仕事を確保していく上で大切なことは、
地域を思いやる気持ちです。

今、飲食店をテイクアウトで応援しようと、有志の方々がホームページを作ってくださったりしています。
このままじゃ飲食店がどんどん潰れて、廃墟だらけになってしまうよ、という声も聞こえてきます。

そういった応援の思いやりはとても素晴らしいことだと思います。

しかし、もう一歩深く考えてみてください。

 

例えば、農業を見てみましょう。

飲食店では、多くの海外産の野菜が使われています。
国産牛と銘打たれたステーキの横に並ぶ野菜は中国産だったり。

その結果、地域の農地を見渡すと耕作放棄地がどんどん増えました。
どんどん住宅に変わってしまいました。
農産物は安くなり、農家は専業では食べられなくなりました。

コロナで飲食店が廃墟になる前に、農地は既に廃墟になってしまっているのです。

だから、地域の人たちに応援してもらうことのできた飲食店には、
地域の食材を使うということで思いやりを回してほしいと思います。
どちらにしても、今後生き残るのはそういう飲食店だと思います。

 

また廃墟になったのは、工場もそうですね。
工場はどんどん中国などに行って、安く仕入れられるようになり、
仕事を失っていきました。

前にも書いた、農業産業の時代から工業産業の時代になり、
情報産業の時代になった流れで、仕事はどんどん変わってきたのです。

新しい時代に向かうにつれて、今後仕事が変わることは間違いありません。
仕事が変わるということは、仕事を失う人、仕事を変える人が増えるということです。

ですが、今回は、農業にも、工業にも、バランスよく回帰していくと思われます。

新しい仕事もどんどん生まれますが、生活に必要なものは仕事として戻っていくと思います。

 

上記で書いた、これから生き残るために大切なことを振り返ると

・地域内でお金を使うこと
・地域内の仕事を増やすこと

でした。

「地域」という視点でなら、私たちの生活を守ることができます。
おそらく、これまで以上に幸せに生きることもできます。

地域視点で、コロナにも負けない大切なものを守っていきませんか。

そして、それは既に私たちの内側にあり、持っているものですから、
そんなに難しいことではありません。

価値観を少し変えるだけです。

「安く買いたい」という気持ちと
「自分たちの生活を守りたい」という気持ちと
どちらを選びますか?

地域視点に立ち還れば、その両立を実現した社会も作ることができるのではないかと思います。

次回は、GDPは人を豊かにするのか!?をテーマに書きたいと思います。

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