政策・主張

Wa-i!というアプリを開発しました

Wa-i!

本年2月11日、泉佐野市で地域の情報をみんなで共有できる「Wa-i!」というアプリをリリースしました。

(詳しくはこちらよりご覧ください。)
https://wa-i-app.com/

このアプリは、
「地域を守り、暮らしを豊かに元気にしたい」
という強い想いから、開発を考えるようになりました。

楽しそうだからとか、
名前を売りたいとか、
お金儲けがしたいとか、
そんな軽い目的ではりません。

私は今、日本は大きな危機の時代にあると思っています。

地域の繋がりは薄れ、
経済はどんどんと大都市大企業に集中し、
国の借金は増え続け、
自然環境は悪化し、
人は幸せな生き方を見失いつつあります。

どんどんと悪い方向に向かっているようにしか感じません。

コロナで一度立ち止まった今しか、
これを良い方向へ逆流させるチャンスはないと思っています。

地域の繋がりを取り戻し、
人が豊かに生きられる地域重視の経済を再構築し、
政治には役割をきちんと果たさせ、
一人一人が道徳心や利他の精神を持って共生し、
幸せに生きることのできる社会を
つくりたい。

私はこれを実現できる一手が、
「情報の地域化」だと考えました。

これまでの情報産業の時代、
情報はマスという巨大な市場を形成しました。
メディアは広告により成り立っていますから、
大きい企業ほど効率よく勝つことができる世界です。

さらに市場はITによって変化し、
より安く簡単に物を購入できるようになりました。
情報もいつでも得られるようになりました。
ここで勝ち組となったのは、
ネットショッピングや情報のプラットフォームを運営する
巨大IT企業です。
地域のお金はそこに少しずつ流れるようになりました。

物を安く買えるのはいいのですが、
地域経済はどんどんと縮小していってしまいます。

この状況を変えるのに、
まず思い浮かぶのが、地域で消費しよう!という
人の心に任せる方法です。

ですが、それだけでは多くの人の心は動くはずがありません。
なぜならみんな生活が苦しくなっている時代、
より安いものを買わなければならないという事情があるからです。

そこで私が考えたのが、
地域のお店や中小企業が、
広報費をかけず大企業に対抗できる
システム作りです。

広告費に差が生まれないなら、
小さなお店も大きなチェーン店も資金力の差はなく、
価格でも勝負ができ、
最終的には質や付き合いの勝負となります。

これが実現できれば、
地域の住民も嬉しい状態になりますし、
地域のお店や会社が稼げたら、
仕事も増え、所得も上がっていくことになります。
みんなが東京を目指す社会でもなくなります。

Wa-i!を多くの方に使っていただくことができたら、
地域を豊かにすることができ、
日本中の地域が豊かになれば国もさらに栄えると思います。

 

このアプリは経済的なことだけが利点ではありません。

私は行政とは、自分では解決できない課題を、
税を出し合って解決するために存在していると考えています。

しかし、税を使って解決しようとしているはずなのに、
行政が提示している解決策を知ってもらえない、
という悩ましさがあります。

市報で情報をいくら発信しても、
届いてほしい人に簡単には届きません。
情報さえ届けば、もっと多くの人の課題を解決できるはずです。

Wa-i!では情報をより効果的に届けることができます。
多くの人が繋がっていればそれだけでも効果がありますが、
情報をパーソナライズして投稿できる機能があるため
届きやすくなります。

例えば2歳児向けの情報は、
2歳児の子どもがいる人に届けることができます。

また、ごみ出しの日を毎週通知する機能があったり、
災害時に町単位や小学校区単位で情報をやり取りして
助け合うこともできます。

 

冒頭にも書きましたが、
このアプリは地域の暮らしを豊かに元気にするために
作ったものです。

この想いを理解してもらうのも、
アプリを多くの方にダウンロードして使っていただくのも、
すごく難しいと感じているところではありますが、
大義と信念を持って頑張っていきたいと思っています。

ぜひ使ってみていただけたら嬉しいです。

そしてもし思いに共感していただける方がいたら、
一緒に地域を守っていただけたらと思います。

ダウンロードはこちらから
https://wa-i-app.com/

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