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情報から取り残される人がいるということ

今日はとても難しい相談を受けました。

あるお店が
営業時間短縮協力金の申請をするためにステッカーをもらいたいけど、
高齢でネットが使えないから助けてあげて、
というもの。

ですが、
そのお店は飲食ではなく販売のみで、
普段から17時に閉店をしているので、
対象にはなりません。

もう少し話を聞くと、
市からこの営業時間短縮協力金の案内が届いて、
お店の運営がかなり苦しいので期待をしたとのこと。
家賃も1年前から払えていないようです。

「それでは持続化給付金を」
と勧めてみたものの、
80歳近い方にはネットの申請は
不可能と言える状態。

≪持続化給付金はネットでしか申請ができない。
これでは確実にこういう高齢の方を救うことが
できていないと思います。≫

しかも、ご主人が亡くなった4年前以降、
確定申告も行えておらず、
帳簿もきちんと付けられていない。
(だけどすごく美味しいんです。僕も子供の頃から食べていたお店)

一度持ち帰り、市役所に行って確認。
こういう場合、給付金を受ける方法はありますか?
「売り上げが減少している証明ができないとどうしようもないです」
との市役所の返事。

これは困った。
普通なら間違いなく対象になるのに、
どうにもならない。

僕の知識では力不足なので、
JCのメンバーの税理士さんに相談をしてみました。

すると、なんとかなるかもしれませんよ。とのこと。

営業を続けていた証拠もあり売上は確実に激減しているし、
嘘偽りなく対象となる状態だから、
税務署へ期限後の申告を正式に行ったり、
仕入れから算出したり、申告していた時の資料と
比較したりすればいけるかもしれない。
まずはそういった資料を集めてみてください。とのこと。

ただし、申請期限は2月15日。
さらに提出期限延長の申請を1月31日までにしなければならない。
しかもネットで。

給付金相談窓口に電話したら、
延長申請は代理でも可能らしいので、
僕がやらせてもらうことに。

まだ給付が受けられるかどうかはわかりません、
とお伝えしているのに、
涙を流しながら感謝してくださいました。

 

なぜ今回こんなことをブログに書いたのか。
たしかに申告していなかったり、
帳簿を付けられていなかったのは
良くないかもしれない。
人の苦しい状況を話したり、
感謝してくれたことを言いたいのでもありません。

1月31日の期限までに、
もしかしたら他にもこういう人がいて、
同じ相談を受けている人が、
その人を救うことができるかもしれない、
と思ったので書きました。

もし回りに同じ状況の人がいたら、
助けてあげてください。
経済は人の命に関わります。

市議会議員をしていると、
社会には本当にいろいろな方がいることがわかります。
みんながみんな、
他の誰もと同じ行動ができるとは限りません。

補足しておくと、
市役所が悪いのではないと思っています。
市役所がこのような裏技を知るはずもありませんし、
知っていたとしても勧めることができないと思います。

 

でも、
たとえ今回給付金を受けることができたとしても、
将来的に安心できるわけではありません。

 

地域で助け合える社会を作らなければならない。
人を幸せにする経済を作らなければならない。

強くそう考えさせられました。

 

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