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GDPの成長ばかり考えていて本当に大丈夫ですか?

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今日はGDPが上がると、私たちは豊かになれるのか、をテーマに考えてみたいと思います。

これまで私たちは、GDPが上がった下がった、中国に抜かされたなんだと、GDPというものをかなり意識して生きてきたのではないでしょうか。

GDPとは何なのでしょうか。
GDPとは国内総生産のことで、一定期間内に国内で新たに生み出された付加価値の総額のことです。
国の経済力の目安としてよく使われており、そのままの金額で算出する名目GDPと、貨幣価値の変動を考慮した実質GDPがあります。

日本はGDPがアメリカ、中国に次いで第三位の経済大国という状況です。
凄いことですね。

この表であるように、1990年頃までGDPが一気に上がりました。
この経済発展は実感していた方も多いのではないでしょうか。

1991年からはバブルが崩壊し、成長率もストップします。

ここまではだいたい世帯平均所得も個人の平均給与も、GDPと同じように推移していました。

しかし、1990年代を経て、グラフはばらつき始めます。
GDPは伸びてきていますが、世帯平均所得は減少、平均給与もやや減少しています。

GDP!GDP!と言われてきたはずなのに、私たちの暮らしはここ20数年、変わっていないのです。

もう少し正確に現状を把握するためには、給与の中央値を取りたかったのですが、数字を取ることが出来ませんでした。
しかし、間違いなく格差が広がっているので、低所得者層は増えているものと思われます。

この表から想像できることは、GDPが伸びたから給与も上がるわけではない、ということであり、もしかしたらGDPが伸びた分、高所得者層へ富の集中が進んでいるだけかもしれません。

 

だから私が言いたいのは、どこのだれかわからない人がお金持ちになるために、経済成長、経済成長と叫ぶのは、もうやめませんか?ということです。

私たちの暮らしを豊かにするにはどうしたらいいのでしょうか。

私たちの給与を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。

GDPを中心とした経済成長を求め続けると、おそらく富は偏在し、東京一極集中や大企業や株主にお金が集まりすぎる社会が生まれてしまいます。

家族と離れて、都会で暮らし、土や自然を感じられないコンクリートの上で生きることが、私たちの幸せなのでしょうか。
それが地元である地方を衰退させ、国産の農産物や製造を減らし、仕事を失わせていたとしても。
海外から輸入した健康的とは言えない野菜が、地方の農地を荒れ地にしてしまったとしても。

そのことに早く気づき、私たちの幸せと豊かな暮らしを取り戻す必要があると思います。

それは地域を第一に考えることで解決できると私は考えています。
地域で人と人が繋がり、仕事をし、消費をし、人とお金が豊かに回るシステムを作ることです。
それはおそらく私たちが楽しくて仕方がない、と感じる生活となるのではないかとも思っています。

安きに流れ、お金を地域の外へ流出させてしまうことは、結局私たち自身を苦しめることになります。

メディアや大企業、タレント、評論家、政治家の言葉を疑いましょう。
私たちの幸せとは何かを今一度考えてみましょう。
集団の行動を変えることはとても難しいですが、一人一人が大切なことに気づき、行動を少し変えることは難しいことではありません。

「家族」や「地域」または「自分自身」を考えると、とても分かりやすいと思います。

コロナは、多くの人にそんなメッセージを届けているようにも感じています。

 

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