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維新期の人物は30代が中心。青年よ、立ち上がれ!
何を偉そうに、という感じのタイトルですが、お許しください。
前回の記事で、福沢諭吉のことを調べていたら、本で征韓論のページがありました。
非征韓派と征韓派が誰々という表です。
そこに書かれていた人たちの年齢を見て、驚きました。
いや、何度かこれまでにも聞いたことはあったかもしれません。
しかし、今この明治維新のような変革の時代に差し掛かり、あまりにも高齢化した政府幹部の人たちを見て、当時の政治論争を繰り広げていた人たちはこんなに若かったのかと感じたのです。
【非征韓派】
岩倉具視 | 48歳 太政大臣 |
---|---|
大久保利通 | 43歳 参議 |
大隈重信 | 35歳 参議 |
木戸孝允 | 40歳 参議 |
大木喬任 | 41歳 参議 |
【征韓派】
西郷隆盛 | 46歳 参議 |
---|---|
板垣退助 | 36歳 参議 |
後藤象二郎 | 35歳 参議 |
副島種臣 | 45歳 参議 |
江藤新平 | 39歳 参議 |
※明治6年(1873年)
という若さで国家の政治の中核を担っていたのです。
明治維新の革命を担ったのは、彼らは20代とか30代だったということになりますね。
ちなみに明治6年、福沢諭吉は38歳でした。
36歳で「学問のすすめ」で日本中を啓蒙ですよ・・・。
常に命を懸けて生きていた当時の30代と、現代の平穏な時代に生きる30代を、同様に捉えてよいかはわかりませんし、寿命も短かったでしょうから状況は違うかもしれませんが、生きた長さは同じです。
とはいえ、まだたったの150年前の話です。
これを見て私は感じるのです。
「青年よ、立ち上がれ!」
「年齢を気にするな!」
「お前たちがやらなければこの国はどうなるんだ!」
と。
(自分に対して)
現代は、政界も政党も、企業も組織も、高齢化してしまっているのではないでしょうか。
それが国や地域や企業にとって、本当に良い状態なのでしょうか。
挑戦できないから、発展しないのではないでしょうか。
今、20代30代の人は、これからが使命の時です。
40代の人は、社会の中核で今こそ頑張らなければならない時です。
10代の人は、ピークが50代で来ると思わず、20代30代で使命が来ると思って心構えと準備をしましょう。
ピークを過ぎたと感じる人は、全盛期の若者を、邪魔する人から守ったりサポートしましょう。
スポーツの世界ってそうですよね。
大会で勝つためには、ベストメンバーで挑みますよね。
年上だからって、いつまでもレギュラーの座を渡さない人なんていないですよね。
それに、監督、コーチ、トレーナー、マネージャーと重要な役割が様々あります。
藤井7段が凄まじく活躍する将棋もそうで、実力が勝敗ではっきり出るからわかりやすいというのもありますが、わかりにくい世界であるからこそ、年を重ねるほど、国家や会社の為に全体を見る目を養って貢献できるようにしておきたいものです。
ただ、これからはコロナで悠長なことを言ってられませんから、そういった状況は淘汰されていくと思います。
そういう時に、躊躇せず強く前に進めるのは、
公のことを考えらえる人間だと思います。
「公のために、申し訳ないが、正しい行動をさせていただきます。これはもう譲れないんです。」と。
そうやって組織の論理をリセットすれば、これからは若い人間がどんどん中心に浮かび上がってくるのではないかと、私は感じています。
明治維新を例に出したので、男性中心に読まれるような書き方になってしまいましたが、これからは女性の時代だと思うので、先頭に立つ若い女性がどんどん現れるのかもしれないと思っています。
頑張りましょう。
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